【1月】

[2006/01/09]
「将来は3冠に」曙 武藤部屋卒業

涙はなかった。「武藤部屋」の一番弟子・曙は師匠・武藤とともに“卒業式”のタッグ戦に臨んだ。エルボー、張り手で流れを引き寄せ、最後は師匠が背中を押してスピード、体重の乗ったボディープレスでブルートを沈めて勝利を飾った。

「少し硬くなりすぎたよ」。K―1で結果を残せず悩んでいた昨年8月、武藤の呼びかけで全日本に参戦。相撲のすくい投げを改良した「64」など大技を繰り出し、眠っていた才能が開花した。

既に新日本1・4東京ドームにも参戦。ノア1・22日本武道館でも小橋との対戦が浮上している。武藤は「いろんなリングに上がって文化の違いを感じ取って帰ってこい!」と激励。曙も「プロレスの原点は全日本。3冠に挑戦できる実力をつけて戻ってくる」と約束した。

[スポーツニッポン]